【愛とは。】10…麗 花萌ゆる8人の皇子たち18話から《二次小説》
「ヘ・スとわたしは婚姻の約束をした仲です」
…
無言でウクの顔を見つめるソ。
「スとわたしは一緒の家に住んでいた。
スが長年、腕輪を大切につけていたことをあなたもご存知でしょう?
陛下の女人になるずっと前から
スは『わたしの人』なのです」
挑戦的かつ不適な笑みを浮かべるウク。
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スの部屋に向かうソ。怒りに震えている。
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乱暴に扉を開け「おまえ、おまえは…!」
驚き、怯えるス。
「どうか、嘘だと言ってくれ!」
「陛下…?」
ソの手を取ろうとするスを振り切り、、、
両手で肩をつかみ、そのまま押し倒す。
…
怒りに燃える目、その奥は寂しそう…
「おまえはウクの者だったのか?」
怯えながら小さく首を左右に振るも…
「許さない、許さない。許すものか」
…
乱暴な口づけ。
声にならない声で
「おまえのどこをウクは触った」
「こうやって口づけし、愛を語り合ったのか」
「許さん、許さん」
…
首に両手をかけ、力を込める。
苦しそうに目をつむるス。
その顔を見たソ。
力を緩めた手を首筋から下に滑らせ、
スの襟をグッと握る。
そのまま襟から衣を引きちぎる。
大きくはだけた胸もと。
乱暴に帯を解き、奥に攻め入る。
…
「陛下、おやめください」抵抗するス。
スの両手をとり、
頭の上でひとくくりにし、
左手で押さえる。
右手で自らの衣を解く。
なおも抵抗するス。
涙を湛え、怒りをこめた目でスをにらむソ。
スの足を大きく開き、股を割る。
熱く怒りをたぎらせた自らを
その中心に当てがい、
強く貫く。
…
「許さぬ、絶対に許さぬ…」
…
(続きます)
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