【昭と樹】麗 花萌ゆる8人の皇子たち(Moon Lovers 月の恋人 歩歩驚心)《二次小説》

18話があまりにも辛すぎて、受け入れることができず…

【愛とは。】22…麗 花萌ゆる8人の皇子たち18話から《二次小説》

 

 

七夕(しちせき)の宴。

 

 

卓を囲むのは、ス、ペガ、ウヒ、

黄州院ファンボ氏、ヨナ、ウォン、

そして皇太后忠州院ユ氏。

 

側で見守るジモン。

 

卓の上には、料理の数々。傍らには筝の用意が。

 

 

****

 

 

食事も進み、宴もようやく和やかに。

いくらか寛いだようすの面々の中で、スだけは静かな佇まい。

 

 

ペガが立ち上がり

「そろそろ、わたしの演奏をお聴かせしましょう…」

 

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筝を前に座るも

「あれ? 義甲(爪)がみあたらないな?」

 


そこにチェリョンが進みより「これをお使いください…」

 

 

義甲が入った箱をみて、ハッとするス。

 

 

 

箱を受け取るペガ。

 

 

そのようすを目に、パク・スギョンの言葉を思い出すス。

 

 

****

 

 

ある日。

大将軍パク・スギョンを前にするス。

 

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「これでひと通りお伝えしました。

陛下がお戻りになるまで、耐え忍んでください」

 

 

「ありがとうございます。

わたくしは大丈夫、持ちこたえられます」

 

 

 スギョン、いつものようにニッと笑う。

 

 

「それと、スさま。

 

身につけるものにもお気をつけください。

 

どこに毒針が仕掛けられているかわかりません」

 

 

「はい、わかりました」

 

 

「どうかしっかり、生きてください」

(我が娘のぶんも…) 

 

 

スギョンの目を正面からしっかりとみるス。

 

 

****

 

 

箱を開け、義甲(爪)に手に伸ばすペガ。

 

 

ス、急に立ち上がり

 

「あっ、、、ペガさま、

 

あの、あの、、、、」

 

 

「なんだ、スよ?」

 

 

 

 (続きます)

 

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ひとつお断りです。

このシーンで筝を演奏するためにペガは義甲(爪)を…と言います。けれど、オリジナルストーリー第3話では、ペガが筝を弾くのに爪は使っていませんでした。棒のようなもので弦を弾いているようです。物語の都合上で申し訳ありません。

ペガが笙を奏で、ウヒに舞ってもらうという案もあったのですが…またの機会に♪

 

写真を追加(20171019/0800) 

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美しいシーンでしたね。